一排会コラム


第11話 来ますね!ボウリングブーム

この数カ月以内に、必ず来るのがボウリングブーム。
今でも結構やっている若者は多いですが、これからは待ち時間90分なんてことはざらかも。
ゴルフと比べて手軽だし、下手でも人に迷惑かけないし、結構すぐに上達できるし。
テレビドラマでも「ゴールデンボウル」(金○かよ!いやボールではなくボウルですね)というのが始まりますしね。(黒木瞳いいっすね〜)

ボウリングはコツさえ掴めば、結構簡単に200アップできるスポーツです。したがって素人がベテランに勝つことも充分可能で、そんなところも面白さの一つです。そこで今回はボウリングのコツを皆様に伝授しましょう。

リリースまず始めは基本的な考え方。投げ方と球の軌道について。
ストレートボールを力任せに投げる人が良くいますが、それでは高得点は望めません。リリースの時に親指が10時の方向を向くくらいの角度で、手首を曲げず、無理にボールに回転を与えようとせずに、自然に放りましょう。するとボールは斜め回転になり自然にフックボールとなります。高得点をゲットするためにはこのフックボールを同じ軌道で投げられることが必須で、それが出来ないと成り立たないゲームです。ちなみに左がフックボールのリリース、右がストレートボールのリリースです。


スポット次に1投目の狙い目です。図のように1番ピンと3番ピンの間のポケット(1番ピンの右1/3くらいのところ、赤い球)にボールが入ればストライクの確率が高くなります。(人によってやや厚め薄めの方がストライクの出やすい場合もあります)
薄く入ると(緑)2、4、5番が残りやすく、厚く入ると(紫)7や10が残りやすくスプリットも出やすくなります。


基本は下図のようにレーンと平行に2番スパット(三角)の上を通してポケットを狙うのが一般的ですが、球の曲がり具合により構えた時に立つ位置(アドレス)で調整します。

1投目

この時に、遠くのピンを見るのではなく、神経はスパットの上を通すことだけを狙います。また、ボールは体の右側からリリースするのですから、立つ位置は右肩が2番スパットの延長線上に来るようにします。
結果もしボールの行き先が厚ければ立つ位置を少しずつ左に、薄ければ少し右に移動します。(狙いはあくまで2番スパットです)こうしてそのレーンにおける自分の1投目のポジションを決定します。ワックスの掛具合や使うボールの穴の位置などで球の曲がり方は大きく差が出ますのでボールやレーンコンディションに合わせたポジションを早くつかみましょう。
(2番スパットを狙うのは基本中の基本ですが、球質によっては1番や3番スパットを通す人もいます)


2投目(スペア)もやはり1投目と同じで、立つ位置と通すスパットにより狙います。決してピン自体を狙って投げてはいけません。
基本的には1投目のポジションをスライドさせて狙います。例えばもし3、6番が残った場合には、下の図のように1投目よりも1ドット(板目5枚分)左側に立ち2番スパットを狙えば良いのです。一般には立つ位置を板目5枚分左にずらせば、同じスパット上を通過した場合にボールの行き先は板目5枚分(ピン1本分)右にずれます。(図では1目盛りが板目5枚分です)

スペア

この時気をつけることは、あくまで1投目のスタンスを基準にして1ドット左にずらすことと、レーンと平行に助走するのでは無く右肩が狙うスパットに向かっていくように助走することです。また、スパットとスパットの間を狙うのは難しいので、三角の真上を通せば良いように立つ位置の方で調整したほうが安定します。
7、10番ピン以外は全てこの考え方で取ることができます。


10番ピンはフックボールにとってちょっと厄介な残りピンです。この場合には下の図のように対角線上を狙ってスペアを取ります。通常は左端に立ち3番スパットを狙います。ポイントは上図のように投げたい方向に向かって助走するということです。初心者に良く見られるのは、下図のようにレーンと平行に助走し、最後にいきなり方向をスパットに合わせてしまう投げ方です。それだとボールの行き先が安定しないだけでなく、角度が付きすぎて、ボールは右の方に出てしまいます。

10ピン1
10ピン2

逆に7番ピンを取る場合には右端に立ち3番スパットを狙います。これでもうお気付きだと思いますが、基本的にボウリングで狙うスパットは2番と3番だけで良いということになります。ここまで覚えれば、スペアは格段に増えます。

さて、次には「理屈は解ったけど、狙ったスパットに確実にボールを通すには?」ということですよね。
まず第一に、狙ったスパットに向かって、しっかりプッシュアウェイする(腕を前に伸ばす)ことが大切です。
このプッシュアウェイで始まる振り子運動と、助走の方向、狙うスパットの方向が一致すれば(いわゆるベクトルが一致すれば)ボールは黙っていてもスパットを通過します。ボールの推進力はこの振り子の力だけで充分です。腕力で無理矢理速い球を投げれば、方向がずれるだけでなく、腕や手首を痛めることにもなりますのでご注意ください。
第二に、一度アドレスと狙い目のスパットを決めたら、後はピンを見ることなく、理論を信じて狙ったスパットにボールを通すことだけに集中します。この時に、視覚的な感覚に頼り、投げる直前に手首で微調整してしまったり狙う場所を変えてしまったりしてはいけません。(上級者になるとやったりしますが)

ボウリングは理論と学習と集中のスポーツです。基本理論を踏まえた上で、その日の球質、レーンコンディション、前の投球などをフィードバックしながら高得点を狙って集中していくところに面白さと上達の秘訣があります。

最後にマナーについて。隣のレーンと同時に投げるのはマナー違反です。隣の人が先に構えていたら、投げるまでプラットホームに上がらず、下で待つこと。もし同時にアドレスに入ってしまった場合は右側の人が優先となります。また、使い終わったボールは必ず拭いてラックに戻しておくこと。

さあ、これであなたも会社のボウリング大会でヒーローになれます!是非楽しいボウリングライフを!!
(佐羽 高29)


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